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「ビザールプランツを育ててみたいけど、育てられるか不安」
「ビザールプランツを育てるときはどんなことに気をつければいいの?」
「初心者でも育てやすいビザールプランツを知りたい」
こんなお悩みにお答えします。
これが植物なの?
と見間違うような奇想天外の姿が魅力のビザールプランツ。
最近おしゃれなインテリアとしても人気の植物です。
実際、お気に入りの植物を買い求めてお部屋で育てている方も多いでしょう。
しかし、ビザールプランツをうまく育てられずに、枯らしてしまう方が多いのも事実です。
・植物が元気がなくなってきた…
・いつの間にか枯れてしまった…
・私は植物を枯らす名人かも…
このような経験をした方もいることでしょう。
なぜなら、ビザールプランツは初心者が育てるには少しコツがいる植物だからです。
たとえば、植物の種類に応じて水やりや置き場所など、植物にあった管理が必要になります。
そこで、今回は初心者でも育てやすいビザールプランツと管理のポイントを解説していきます。
【花屋直伝】ビザールプランツを元気に育てる2つのコツ
実際に店舗の植物を管理して気づいた、元気に育てるコツは、以下の2つです。
- 植物ごとに合わせた管理をする
- 「外気・自然なほどよい風」にあてる
さっそくみていきましょう。
植物ごとに合わせた管理をする
ビザールプランツは、植物ごとに合わせた管理が必要です。
なぜなら、原産地の気候や環境で植物の成長過程や管理の仕方は大きな違いがあるからです。
たとえば、水分を多く必要とするタイプもあれば、逆に乾燥気味に育てるタイプもあります。
それぞれの植物の特徴や生まれ育った土地の気候を参考にして管理の仕方をマスターしましょう。
植物を育てるときの3つのポイント
適正な水やり|例:適度を好むのか、乾燥気味に育てるのか
日光の当て方|例:植物は光合成が生命線!日光が大好きなのか、半日蔭・日陰を好むのか
適切な栄養補給|例:栄養過多は根が弱る原因
植物を育てるときの3つのポイントを知ることで、管理がしやすくなるでしょう。
「外気・自然な風」にあてる
私が育ててみて気づいたこと
「外気・自然な風」にあてることが必要です。
店舗で植物を管理しながら実感しました!
植物は新鮮な空気や風を得ることで生き生きとした姿に成長します。
過去には、店内でのデイスプレイが長くなると葉のつやがなくなり、害虫が発生することがありました。
人でも空気が滞っている部屋でずっと過ごすと体調が悪くなるように、植物も弱っていきます。
時々は外の風が心地よく吹き抜ける場所に出してあげることをおすすめします。
とはいえ、外に出すことができない場合や状況もありますよね。
そんな時は窓を開け空気の入れ換えをしましょう。
空気の流れがあるだけでも植物には良い刺激になります。
ビザールプランツ初心者でも育てやすいおすすめ6選
ビザールプランツ人気種の中で初心者の方におすすめで、育てやすいのは以下の6つです。
それでは、順番にみていきましょう。
- トックリラン|人気のコーデックス
- ガジュマル|樹形がユニーク
- ビカクシダ|個性的で存在感が人気
- アガベ|チタノタ:男性に圧倒的人気
- ハオルチア|コレクション率が上がる
- リトープス|意外性と感動
詳しく順番に紹介します。
1.トックリラン|人気のコーデックス
学名:リュゼツラン科(キジガクシ科)常緑高木。
原産地:北アメリカ
越冬温度:5℃
トックリランの特徴
長く伸びた葉が先端に向かうとカールします。馬のしっぽのように葉先がゆらゆらして見えることから、別名ポニーテールと呼ばれています。成長するにつれ、株の根本が大きく膨らんであたかもとっくり(徳利)のような形状になります。
おすすめポイントは以下のとおりです。
- 人気のコーデックスタイプ 小さくても丸い株元はしっかり「珍奇」します
- 少ない水やりと日光によく当てることで、着実に成長する
- 成長はゆっくりだが、高木タイプなので大きく育てることも可能です
管理のポイント
トックリランの管理ポイントを以下に解説します!
置 き 場 所 | 【屋外や明るい窓辺】 | 冬以外はできるだけ長く日光に当てる | 寒さや日陰にも強い
水 や り | 【夏季】 | 表面土が乾いたら鉢底から水がこぼれるくらいたっぷり |
【冬季】 | 月に1~2回程度 | |
肥 料 | 【5月~9月】 | 緩効性の化成肥料|月1回~月2回 |
注 意 点 | 【加湿に弱い】 | 水のやりすぎは根腐れを起こしやすい 表面土がしっかり乾いてから水やりをおこなうこと 室内置きの場合は毎日水やりしない |
2.ガジュマル|樹形がユニーク
学名:クワ科フィクス属の常緑高木
原産地:沖縄、インド、東南アジア、台湾、オーストラリア
越冬温度:耐寒温度0℃以上、管理温度5℃以上
ガジュマルの特徴
支柱根と言われる根の部分が独特な樹形を作りだし、ユニークな印象です。
気根が成長し土まで伸びると木を支える支柱根になりますが、その姿や形がまさに珍奇な樹形に成長していきます。
たとえば、プラスチックの鉢が変形するくらい自由にのびのびと力強く成長し生命力があふれます。
樹形は偶然の成形なので、ひとつとして同じものがないのが魅力です。
おすすめポイントは以下のとおりです。
- 丈夫で育てやすい
- 樹形が佇まいが魅力的
- 日当たりのよい室内でしっかり育つ
- 幸福をもたらす多幸の樹
ガジュマルの管理ポイントを以下に解説します!
置 き 場 所 | 【屋外や明るい窓辺】冬の寒さに弱く、日当たりの良い場所 |
水 や り | 【通年】乾燥に弱いため、霧吹きで葉水する 【夏季】表面土が乾いたら鉢底から水がこぼれるくらいたっぷり 【冬季】月に1~2回程度、水量は控えめに |
肥 料 | 【4月~10月】緩効性の化成肥料:月1回肥料は多くは不要 |
注 意 点 | 【肥料過多は禁物】肥料のやり過ぎは根にダメージをあたえる 【剪定作業】5月~7月は葉の切り戻し作業(樹形を整え成長を助長する役目) ※剪定中に切り口から白い樹液がでる、人によってはかぶれることもあるので直接触れないこと! |
3.ビカクシダ|見た目のインパクトや存在感が人気
学名:プラティケリウム ウラボシ科 ビカクシダ属 シダ植物の1群
原産地:オーストラリア、アジアなのど熱帯地域
越冬温度:寒さに弱い。5℃の越冬可
ビカクシダの特徴
- 熱帯域に生育する18種類もある着生植物
- 常緑多年草
- 風通しの良い場所に生息している
- 自然界では樹木の幹や枝の部分に張付いて生息している
- 日光が好きで日当たりのよい場所を好む
- 真夏下では葉焼けを避けるため遮光が必要。
おすすめポイントは以下のとおりです。
- 存在感のあるフォルム
- ハンギングスタイルや板・木片などに貼り付けた状態で楽しめる。
- 18種類と多種多様、自分好みを探してコレクションできる
ビカクシダの管理ポイントを以下に解説します!
置 き 場 所 | 【屋外や明るい窓辺】年間を通して日当たりのよい風通しのよい場所。ただし真夏下は半日蔭 |
水 や り | 【夏季】土や水苔の表面が乾いてから(多湿は根腐れをおこす) 【冬季】水やりを控えて乾き気味に管理する |
肥 料 | 【4月~10月】緩効性の化成肥料:年1回の置き肥 |
注 意 点 | 【加湿に弱い】水のやりすぎは根腐れを起こしやすい。表面土や苔がしっかり乾いてから水やりをおこなう。室内置きの場合は毎日水やりしない。 【肥料過多は禁物】肥料のやり過ぎは根にダメージをあたえる |
4.アガベ|チタノタ:男性に圧倒的人気
学名:アガベ リュゼツラン科(キジガクシ科)アガベ属
原産地:亜熱帯乾燥地域 北アメリカ南部、中央アメリカ、西インド諸島、南アメリカ北部
越冬温度:耐寒性・耐暑性ともに強いが管理温度は5℃。
アガベの特徴
常緑多年草の多肉植物
種類はおよそ300種類からなります
葉は放射状にロゼットを形成し、肉厚で葉先に針やのこぎり状の鋭く固いとげがある
茎は短く太い
根から直に葉が生えているかのように見える
ゆっくり成長するタイプで、花が咲くまでに数十年かかるものが多い
おすすめポイントは以下のとおりです。
- 無骨でワイルドな感じがかっこいい
- 大型タイプ、小型タイプがあり好みや育てる場所に応じて種類を選べる
- 種類が豊富で自分好みを選ぶことができる
アガベの管理ポイントを以下に解説します!
管理のポイントは以下のとおりです。
置 き 場 所 | 【屋外や明るい窓辺】風通しのよい日光のよくあたる場所。冬の日中、屋外に出す場合は5℃以下になる前に室内に戻す |
水 や り | 【夏季】表面土がしっかり乾いてからたっぷり。室内置きの場合は毎日水やりしない。 【冬季12月~3月休眠期】月に1回の乾燥気味でよい |
肥 料 | 【4月~10月】緩効性の化成肥料:2ヶ月に1回 |
注 意 点 | 【加湿に弱い】水のやりすぎは根腐れを起こしやすい。表面土がしっかり乾いてから。毎日水やりしない 【肥料過多は禁物】肥料のやり過ぎは根にダメージをあたえる |
5.ハオルチア|コレクション率が上がる!
チア属ルツボラン科 多肉植物
原産地:南アフリカ 約100種
越冬温度:耐寒性弱い~やや弱い
ハオルチアの特徴
多肉植物としては珍しく強い光を必要としない
一年をとおして軒先などの屋外または、室内の明るい日陰で育てることができる
ほとんどの種が成長しても15㎝程度
種類は2種類|「硬葉系」「軟葉系」
「硬葉系」葉が硬くシャープなもの|例:十二の巻
「軟葉系」葉が柔らかく透明感がある|例:オブツーサ
どちらも幾重に重なった葉がロゼット状で、ハオルチアの魅力でもある幾何学的な姿です。
種類によっては窓と呼ばれる半透明な部分があり色合いや模様、光が差し込んだ時の美しさに魅了されたコレクターも多数います。
おすすめポイントは以下のとおりです。
- 手ごろなサイズ感と価格も幅広く初めてからでも入りやすい
- 種類も多種多様で自分好みをコレクションできる
- 鉢や容器に合わせた寄せ植えも人気
ハオルチアの管理ポイントを以下に解説します!
置 き 場 所 | 【屋外や明るい窓辺】風通しのよい半日陰。玄関など軒下。直接雨水がああたるところは避ける。冬の日中、屋外に出す場合は5℃以下になる前に室内に戻す |
水 や り | 【春・秋の生育期】表面土がしっかり乾いてからたっぷり 【夏・冬の休眠期】月に1回程度の乾燥気味でよい(殆ど不要) |
肥 料 | 【春・秋の生育期】緩効性の化成肥料か液体肥料:2週間に1回 少々 |
注 意 点 | 【庭植えには向かない】生育不良になったり、葉のみずみずしさがなくなる 【加湿に弱い】水のやりすぎは根腐れを起こしやすい。表面土がしっかり乾いてから。室内置きの場合は毎日水やりしない。 【肥料過多は禁物】肥料のやり過ぎは根にダメージをあたえる |
6.リトープス|意外性と感動
学名:リトープス リトープス属 ハマミズナ科 多肉植物
原産地:南アフリカナミビアの一部 乾燥地帯
越冬温度:耐寒性弱い~やや弱い
リトープスの特徴
花が咲いたり、脱皮したり。その姿形は摩訶不思議な植物。姿形はユニークで上からみると、一本の区切り線が入り超肉厚の葉が、分かれているように見えます。実は胴体部分でピッタリくっついていて、ひとつの形をしているのです。
リトープスは自生地の砂漠の荒れ地である石や土の色に擬態します。なぜなら動植物の食害から身を守るためだからです。
たとえば、同じ種類でも自生地の石や土に寄せるので個体によって色のバリエーションが出てきます。名前の由来も「石に似るというギリシャ語」からきています。
また、脱皮をしたり花を咲かたりします。花は秋に咲くのが多いですが、夏に咲くタイプもあります。色は白や黄色が多いですが、見た目からは想像がつかないくらい可憐な姿で意外性と感動を感じることができます。
おすすめポイントは以下のとおりです。
- 姿形や色とりどりが可愛い
- 室内で育てられる
- 脱皮と開花を楽しめる。
一年に一度花が咲く姿をぜひ見て頂きたいです!
リトープスの管理ポイントを以下に解説します!
置 き 場 所 | 【風通しのよい半日陰】玄関など軒下。直接雨水がああたるところは避ける。成長期の冬場はよく日光にあてる。屋外に出す場合は5℃以下になる前に室内に戻す |
水 や り | 【11月~3月生育期:冬場】表面土がしっかり乾いてからたっぷり。 【6月~9月の休眠期:梅雨~夏場】水やりは控え、乾燥気味でよい(殆ど不要)与えても葉水1回~2回 |
肥 料 | 【冬から早春の生育期】緩効性の化成肥料か液体肥料:2週間に1回 少々 |
注 意 点 | 【庭植えには向かない】生育不良になったり、根腐れして枯れてしまう 【加湿に弱い】水のやりすぎは根腐れを起こしやすい。表面土がしっかり乾いてから。室内置きの場合は毎日水やりしない。 【肥料過多は禁物】肥料のやり過ぎは根にダメージをあたえる |
敷居が高く感じるビザールプランツでも正しい育て方をマスターすると、元気に育てられ身近な存在となります。
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